こんにちは。
7月1日に国税庁HPにて、令和3年分の路線価及び評価倍率が公表されました。
https://www.rosenka.nta.go.jp/
今年1月1日時点での全国におかる標準宅地の変動率の平均は、△0.5%(前年は+1.6%)と、6年分りに下落したようです。(都内における標準対口の前年との変動率は△1.1%のようで、8年ぶりの下落です。)
コロナウィルスの感染拡大に伴い、歓楽街の飲食需要の減少や外国人の来日(インバウンド)の減少などが大きく影響したようです。
下落率のトップは、台東区浅草一丁目の雷門とおりで、△11.9%だったようです。
なお、全国の路線価で最も高いところは、36年連続で、銀座・鳩居堂前となり、1平方メートルあたり4272万円だそうです。https://www.rosenka.nta.go.jp/main_r03/tokyo/tokyo/prices/html/18008f.htm
東京では、上昇が前年より42減の3地点、下落は前年のゼロから37地点となり、横ばいは7地点だった。前年より10%以上下落したのは浅草、神田管内の2地点。京橋、四谷、本郷、東京上野管内の4地点も5%以上下落した。上昇したのは麻布、足立、西新井管内の3地点だが、いずれも上昇率は5%未満にとどまった。
上昇率トップは、交通の利便性や商業施設の多さから「住みたい街」としても人気の上がる足立区千住3丁目の北千住駅西口駅前広場通りだが、上昇率は1・9%にとどまった。銀座と並んで高級ファッションブランド店が多い港区北青山3丁目の表参道も上昇を維持したものの、上昇率は0・5%だった。 多摩地区では、西東京市田無町2丁目の田無駅北口ロータリーが唯一の横ばい。ほかは軒並み下落し、路線価が地区内で16年連続最高だった立川市曙町2丁目の立川駅北口駅前広場前も2・2%下落した。
高澤