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国税滞納残高、22年ぶりに増加

国税庁から令和2年度の租税滞納状況が公表されました。

令和2年度における新規発生滞納額は、5,916 億円となっており、令和元年度と比較すると、
388 億円(+7.0%)増加しました。

新規発生滞納額のうち、消費税が3,456億円と半数以上を占めている。

滞納発生割合については、令和元年度と同じく0.9%となっており、過去最低の水準となっている。

また、整理済額は5,184億となっており、令和元年と比較すると907億円(△14.9%)減少している。

これは、新型コロナウイルス感染症の影響により、納税が困難な方に対する猶予制度の適用を最優先
したことが要因となっている。

令和2年度末の滞納残高は8,286億円となり、732億円増加し22年ぶりにに増加に転じた。

税目別では、所得税3,342億円、消費税3,245億円、法人税1,081億円、相続税561億円となっている。

鈴木

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